「女って色々あるのね」と思ったこと

私、不妊か~。から始まった不妊治療・妊娠・結婚生活のことなどをのんびり色々書いていきます

徒然出産記(無痛分娩☆麻酔編②)

こんにちは

今日はこちらは久々の真夏日です☀

小さな乳児がいるので外出できませんが、抱っこひもで子供をあやしつつ洗濯をしてパリッと外に干すことができました💦

さっぱり!

 

ササッと本題に~

 

●無痛分娩麻酔の副作用について

前回の記事で麻酔の管を挿すのに手間取ったという話をしましたが、その後実際に麻酔の液体を流し込む際に血圧が低下してしまい点滴の管から薬を入れてもらうという出来事がありました。

 

そもそも私は妊娠後期に入ってから異常に息が苦しくて、横になってもハーハーと肩で息をするような状態になることが多々ありました。

まわりの経産婦さんに聞いてもみんな息苦しさは多少あるものの私のように苦しくて仕方ない、窒息しちゃうよ~~!

という状態にまでなったような人はいませんでしたので、検診の際には助産師さんや担当医に息苦しさが強いということを数回伝えていました。

でも決まって返ってくるのは

 

「みんなそれなりに息苦しさはあるからね~・・・」

という答えです。

 

違うの!私の苦しさはあなたが思っているよりだいぶ辛いの!!!

と思ったものですが、あんまりしつこくいうと神経質な妊婦だなーと思われそうだし、私もクールを気取ってそれ以上は言えませんでした。

また医師によると苦しい、まさにその症状が出ている時に心電図をとらないと苦しくない時に調べても意味がないと言われました。

 

へぇーそうなんだ、、

それもそうだよね、、

でも苦しい時にここまで来れないYO!!!

 

と心で叫びつつ病院を後にしたものです。

仕方ないのでそのまま出産まで耐えましたが、寝ても座っても訪れるあの窒息感というのは本当に恐怖でした。

また多くの妊婦さんは仰向けの姿勢が苦しくなるものですが、これまた苦しさが尋常じゃなく仰向けではなく普通に座って若干背中を深くもたれるだけでも息切れがしてきてものの2.3分で意識が飛びそうになるような妊婦生活でした。ネットで調べると出てきますが仰臥位低血圧症候群というらしいですね。

 

だから私はバースプランにも仰向けで苦しくなりやすいタイプなので本番もできるだけ上体を起こすか、横向きの姿勢でいられるようにしてほしいと書いていました。

しかしラミナリアを入れる間はやはり内診の時と同じように深く内診台に持たれた状態でいなければならず入れ終わるまで何分も動く事が出来ません。

案の定私は苦しくなりました(*´Д`)

 

苦しいです・・・目がチカチカしてきました・・・

 

そう訴えましたが、先生達は単純にラミナリアが痛くて動揺しているとでも思ったのかもしれません。すぐに中断するでもなく「苦しい?」と心配されただけでしたがほどなくして血圧が急降下したらしくピー!ピー!と異常を知らせるブザーが鳴りだしました。

これをきっかけに部長がクスリを投入し無事血圧は回復しました。部長は慌てること無く冷静に「もう2.3分で苦しくなくなるからねー、大丈夫」と声をかけてくれましたが一方で看護師さんに「なんとなく血圧を測って大丈夫。じゃなくてもっとしっかり見て!とりあえず測ってるみたいなのは嫌いだ」というような説教をしておりました。

 

そうそう!そのとおり・・・

というか検診の時も苦しいって言ってるんだから配慮してほしい|д゚)

 

部長からは麻酔の副作用でよくあることだからね、と声をかけられましたが私の感覚では麻酔の影響というより姿勢が苦しくて血圧が低下したのでは?と今でも思っています。

こう書いていると病院の対応甘いんでない?と感じるかもしれませんがこれはまぁ仕方ないことかなと思っています。

妊婦というのは多かれ少なかれマイナートラブルを抱えているもので、そのすべてを心配して検査することはなかなかできませんものね。

多くは少し我慢すれば出産まで問題なく過ごせるし。。

でも中にはほんとに苦しんでる妊婦もいるんだよー!大げさに言ってるんじゃないよー!ということは産科の医師たちに伝えたいと思いました。

 

それから感じたのは『無痛を選んだ』というだけで医師や助産師さんたちからこの人は痛がりだ(もしくは神経質だ)というイメージを持たれたのではないかと思います。

私は前にも書いたとおり痛いのが怖くて仕方なく無痛を選んだというわけではないのでですが、今回の産院ではほとんどの方が普通分娩をしていて無痛は月に10人ほどしか受け入れていないところでした。

なので余計にこの人は無痛だ=痛がりだというイメージを持たれやすかったのかもしれませんね。

実際陣痛の時に痛がっていたら助産師さんに「なんで無痛を選んだんですか?」とかなかなか産まれず一晩超すことになったので歯を磨きたいとか、導尿してほしいと言ったら「色々なことが気になっちゃうタイプなんですねー」と言われたりしました。物腰の優しい方だったのでその時はそれほど気になりませんでしたが多分無痛=痛がり(神経質)という色眼鏡がかかっていた発言だと思います。

 

もし妊婦さんで同じような異常な息苦しさに困っている方がいたら、是非担当医にしつこくてもいいので伝えてほしいと思います。

出産の時には産むのに必死で苦しさなんて忘れるだろうと思っていましたが、私は子供を出す直前まで苦しかったので最後まで「もう少し体を起こせるように角度を変えたい」と数回助産師さんに訴えました。

 

角度、角度ってうるさいよ!助産師さんも思ったことでしょう・・・

 

でもいいんです安全に出産することが第一ですからね。

ということで長々書いた割には麻酔の副作用だったのかなんなのか不明な記事になってしまいましたが参考にしていただければと思います。

 

ちなみにその他の副作用と思われる症状は以下のとおりでした。

 

産後の身体の痒み

身体中が痒いなーと思っていたら助産師さんに無痛の人はみんな痒くなりますよ~と言われました。だいたい2週間ほどで痒みは徐々におさまったと思います。

 

排尿できない

私は陣痛を起こしてから産むまで29時間かかりましたが、その間は自力で排尿しようとしてもできなかったので助産師さんに頼んで何度も導尿してもらいました。

導尿については全く痛みなど感じませんでしたし入院前は恥ずかしいと思っていましたがその時になってみれば全く恥ずかしさなどなくなりました。

助産師さんってほんとにすごいですね!出血で汚れた下着やグロテスクになっているであろう産褥パットなどもろともせず皆さんテキパキ、生き生きと働いていました。

いざ産むときになればおまたも、下着も、トイレ入る姿も

 

「お名前フルネームでお願いしまーす!」

と同じくらいのテンションで

「はい、見せてくださいー!」

と言われますのでこちらも慣れてきて

「はいはいどうぞー!」

という感じになりますのでご心配なく。

ちなみに産後は自力で排尿できました。

 

頭痛

これもおそらく麻酔の影響かと思いますが、産後3日程ガンガンとした頭痛にみまわれました。ロキソニンを飲んでもあまり効き目がなくちょっと辛かったですが、まぁ許容範囲内だったと思います。

 

私の副作用と言える症状はこのくらいでしょうか。

今日はベビーがお昼寝の間に記事が書けました。ベビーちゃんありがとう!

母はコソ泥のように抜き足差し足で行動する毎日です。起こさないように。

 

また次回陣痛について書きたいと思います。