産婦人科の選び方(エピソードフォー)
こんにちは!
先週から大風邪をひいてしまい。
私、39度前後の熱が2日間→旦那の発熱2日間→私の熱ぶり返し2日間→熱は下がるも喉などの不調今日まで→昨日から子供が咳き込みだす
という風邪のゴールデンウィークを満喫しております。
子供がいると本当に風邪がつらい!思うように休めずつらいのもあるし夫婦で余裕がなくなって、子供の世話をする夫の体調は大丈夫か?子供の体調は大丈夫か?子供にかまってあげられなくてごめん!
という精神的な負担も増し増しです。
子供は咳をするものの気持ちはまだ元気なようで、私を見つけるといつものようにパッと笑顔を見せてくれます。(→その後やはり発熱しました)
この笑顔がポカリスエットのように身体にしみわたる今日この頃。
さて!今日も産婦人科の選び方の続編です。
■一見温和で大人しいけど、実はあんまり患者に興味ないことなかれ先生
この先生がいる病院は綺麗なタワーマンションの医療フロアに入っていました。
最初に訪れたのは今の家に引っ越してからすぐのこと。
妊活をする前に一度婦人科で健診でも受けておこうかと思い行きました。
また普段から生理痛がひどかったのでそのことも相談したかったというのもあります。
この時は得に指摘されたことは何もなく、生理痛がひどいならということで漢方薬だけ処方されて帰ってきました。
印象としては可もなく不可もなく、院内は清潔だし受付の女性の雰囲気も悪くはありませんでした。
待っている人はそれほど多くなかったと思います。
その後しばらく不妊治療期間があり妊娠した後にこちらの病院が職場と家の両方から通いやすかったので、妊婦検診は前にも行ったことがあるこの病院にしよう。と思い再度足を運ぶこととなりました。
私が出産したのは総合病院ですが、そこは最初と臨月の検診以外は混雑を緩和したり、妊婦の負担を減らすという目的で近隣の産婦人科で検診を受けていいというシステムがあったからです。
前にも行ったことあるし、まぁまぁの印象だったからいいだろう。
そう思って決めました。
そして妊娠初期。
思いつわりに苦しんでいた私は、水も食べ物もほぼ一切のものが食べれず歩くのもやっとの状態で検診に行きました。
予約の際に受付の女性から
「尿検査をするからできるだけ食事はしないできてくださいね」
と言われていました。
しかし私はその日パートでちょうど検診前に仕事が終わる予定で、そこで何かを食べないと朝から夕方まで何も口にできません。
私のつわりは夕方からひどくなるタイプだったので何としても昼間に何か食べ物を口にいれなくては息絶えてしまいそう。。。
食べたくはないけども。
いつでも食べれるわけではない分、食べれる時に何かを口に入れるしかないのです。
そこで私は電話口の方に
「少しだったら食べて大丈夫ですか?」
と尋ねました。
すると
「あんまり食べると尿検査で糖が出ちゃうからできるだけ甘いものは控えてくださいね」
とのお返事。
甘くないものを少しなら大丈夫なんだと思った私はノンシュガーミルクティーを一杯流し込んで健診に向かいました。
結局気持ち悪くて食べ物をいれることはできず、なぜかこの頃唯一飲むことができたミルクティーをセレクトしたのです。
結果、糖が出ました。
おじさん医師に
「ミルクティーを飲んだっていうことで、糖が出てるから2時間後に再検査しますんで。」
と無表情でさらっと言われ診察は終了。
HEY、HEYもう終わりですかい?
よくわからないまま退室すると、看護師さんに糖が出なくなるまで2時間はかかると思うから時間をつぶしてもう一度来てください。
と言われました。
この時が初めての妊婦検診だったので知らなかったのですが、妊婦検診では毎回尿検査で糖が出すぎていないかチェックするのが基本なんですよね。
妊娠糖尿病などの判断基準になります。
やはり食後は糖が出やすいので、人によっては午前中の検診の場合は朝食を抜いたりする人もいるということを後から知りました。
まじですか?
つわりでほぼ死人と化している妊婦を、はっきりしない案内のせいで2時間も放浪させるとはな。
心の中で悪態をつきまくりましたが、いちいち言い訳する気力もなくその辺を歩いてきたりフリースペースで座って時間をつぶしましたよ。
その後無事糖も出ず検査は終了。
やれやれ。
そして話は後日。
私は人生1の猛烈な便秘に襲われました。
おそらくつわりで水分も食べ物もあまり摂れずにいたので、便がカチカチに固まって化石のようになっていたに違いありません。
トイレにこもってもおしりの出口のあたりでその化石が止まったまま、出れもしないし、ひっこみもできない状態になってしまったのです。
痛い!
猛烈に痛い!!
しかしこのまま力の限り踏ん張れば私のおしりは火山のごとく噴火して破壊されるかもしれない。。。そんな痛みでした。
便秘で人は窮地に追いやられるのだと30年以上生きてきて初めて知りました。
妊婦の便秘ナメたらあかん。
冷や汗をかきつつトイレに籠城していた私は意を決して、その産婦人科に連絡しました。
そして受付の女性に
「妊婦健診でお世話になっている〇〇ですが。(診察券番号など伝える)便秘が酷くて、、、、酸化マグネシウムの便秘薬を飲んでも大丈夫でしょうか?」
と震える声で尋ねました。
一応妊娠中の薬の服用はかかりつけ医に相談するのが基本なので。
もはや声を出すのもしんどいくらいの状態。
すると
「今先生にかわるのでちょっとお待ちくださいね。よかったらこれから受診もしていただけますが。」
とのこと。
いや、今この状況を打破しなければ病院はおろか、トイレから一歩も出れないのですよ!
無理そうだと伝え先生かわってもらうことにしました。
先生「もしもし」
私「すみせん便秘が酷くて酸化マグネシウムの市販の便秘薬を飲んでもいいですか?」
先生「、、、まずお名前からお願いします。」(そっけなく)
以下、受付での会話内容を繰り返す。。。
2度手間か。
念のため本人確認をしたかったのかもしれませんが、先生はそっけない態度で
「酸化マグネシウムなら大丈夫ですよ。」
とだけ言って電話を切りました。
「お大事に」も何もなく。
まあ普通に考えたら便秘ってそんな痛い?そんなしんどい?
と思うかもしれません。
私もこの事件の日までそう思っていました。でも、繰り返しますが
妊婦の便秘なめたらあかん。
本当に涙ちょちょぎれるつらさでした。
そして妊婦健診再検査の時といい、今回といいなんとなく私が悟ったことは
この先生、思いやりないな。
ということ。
「ちょっと大変だけどもう一度検査しとほうがいいから」
「お大事に」
もしそんな一言があれば大分印象は違うでしょう。
怖いわけでもないし、積極的に何か言ってくるわけでもない。ただいつも穏やかに無表情で必要最低限のことしか言わないのです。
思えば性別についても、毎回何も言われないので、毎回聞いていました。
「性別は分かりそうですか?」と。
そして毎回無表情で言われました。
「位置が悪くて見えないので」と。
特に頑張って見てみようという感じもありませんでした。
また私は子宮筋腫がまあまあの大きさだったので少しリスクがあるということで出産する病院からその旨の手紙を書いてもらい先生に渡していました。
でもそれについても毎回何も言われませんでした。
言われないということは大丈夫なのだろうと解釈していましたが、結局その後クリニックの定休日に筋腫が原因と思われる腹痛に見舞われ、出産予定の総合病院で診察をうけたりもしました。
とにかく何も聞かれない。
何も言われない。
ことなかれ。
な印象。
これに関しては定休日なのでもはやこのクリニックとわたくしめの相性が悪いとしか言えませんがね!
あ、ちなみに一時逆子になったときはさすがに逆子になってますと言われましたよ。
まあ臨月までこんな感じでしたので、私も緊急時は総合病院へ駆け込もう!と決めてこのクリニックではことなかれモードをつらぬきましたとさ。
ことなかれ万歳(がっくし)
後日談ですが、臨月に出産予定の総合病院で検診待ちをしていたら、受付のおばちゃんが電話口のおそらく検診をどこで受ければいいか尋ねてきた人に
「この近くだったら、▲▲クリニックとか〇〇クリニック(私が行っていたクリニック)がありますよ。あ、でも〇〇の先生より▲▲の先生のがしっかりしているかなぁ」
と話しているのを耳にして、ああやっぱりな。
と一人納得したのでした。
温和そうに見えてもこんな感じの先生もいるというお話でした。
特別嫌な感じはしなくても、なんか話していて会話がかみ合わないな。とか説明が物足りないな。と思ったら別の病院を検討してみるものありかもしれませんね。
逆にただお決まりの薬をもらうだけだから余計な話はせずさっさと帰りたいとかそういった場合にはこのタイプの先生も合うのかもしれません。
そんなエピソード4。
ご参考までに。
過去のエピソードはこちら↓