不妊治療の始まり(内診の手ほどき)
こんにちは!
いつも記事を書く時間は子供がいるのでまちまちになってしまいます。
おはようございます!とかこんにちは!とかのあいさつから書き始めるのですが結局途中でプリ子(我が子のニックネーム)が目覚めてしまい時間が経ってからしか投稿できないことが多いのであいさつは今後こんにちは!で統一しようと思ってます。
これからは不妊治療の記事をあげることも多くなりますが、私は現在治療を終え第一子を育てていますので育ことや家族のことなども書いていく予定です。
もし治療中で卒業した人の話は聞きたくない見たくないという方がいらっしゃいましたらそっとこちらのブログは閉じてくださいね。
さて!不妊治療の第一歩として近場のクリニックに通い始めた私ですが、そこは大きなビルに入っている普通の小さなレディースクリニックでした。
ホームページを見る限りそこは人工授精や体外受精はしていないもののタイミング法や各種不妊検査などができることを謳っていて、綺麗な内装だったし、先生も写真を見る限り小奇麗なおじさまでなんとなるジェントルマンな雰囲気だったこと、そして内診台の写真が載っていたのですがそこは内診台が台ごとグルッと回転するタイプのものだったので
なんだか最新!気遣いがある!
という理由で選びました。
初めて内診を受ける方なんかは得に
内診ってどうすればいいんだろう
何を着ていけばいいんだろう
アンダーヘアのお手入れは?
シャワーは浴びていく?
恥ずかしい!
そんな不安があると思います。
(これについては最後に私なりのアンサーを書きます(´・ω・`))
そんな中で、この回転する内診台はまずカーテンで仕切られた場所で下着を脱いで内診台に座ると、グルーーっと台が180度くらい回転し、カーテンの向こう側に下半身だけが出るような位置に移動してくれるのです。
それと同時に足がこれまた自動で開脚するような仕組みになっていて
いきなり足を広げて座るの恥ずかしい
カーテンはあるけど開いちゃってますけど(←総合病院で多いパターン)
そんな小さな恥ずかしさを減らしてくれるのかもしれません。
因みにだんだんと内診に慣れてきますと
逆に回転するほうがはずかしい!
なんかアトラクション的!
という気持ちになるかもしれませんが、、
(私がそうでした)
実際行ってみると普通のクリニックなのでそんなに混んでないし、先生もイメージ通り押しつけがましくないかんじの割と静かな先生でした。
まず初めに予約した際に基礎体温表があれば持ってくるように言われていたのでそちらを提出し、生理のサイクルを伝えたりした後に内診をして、小さな筋腫がある以外に異常はなかったのでタイミング療法から始めて今度の診察で通水検査をしましょう。という流れになりました。
通水検査というのは卵管につまりがないかどうかを調べる検査です。
卵管につまりがないか確認する方法は他にも卵管造影検査というものがあるのですが通水検査はその名のとおり卵管に水を通して流れるかどうかを調べるのです。
通水検査は痛い!
詰まっているともっと痛い!
ネットではそんな情報が沢山あって少々緊張したのですが、私の場合は痛みも詰まりもなく案外サラッと終わってしまった検査だったと記憶しています。
勿論痛みの程度は人それぞれだと思いますが必要以上に緊張すると余計に痛みに敏感になってしまうのでリラックスして臨めればいいですね(´・ω・`)
そしてこの検査のいいところはもし詰まっていた場合はこの検査によって詰まりが解消され妊娠しやすくなる!と言われているところです。
詰まっていた方は少し希望がもてるんじゃないでしょうか。
実はこのクリニックでした最大の治療(検査)はこの通水検査であって、その後は3回ほどタイミング療法を指導していただきましたが結果が出なかったので早々に不妊専門のクリニックに転院をしました。
というのもこのような街のクリニックでは本当に初歩的な検査と治療しかできないと思ったからです。
勿論、普通のクリニックでも分かるような重大な問題(子宮筋腫が大きい、子宮内膜症、卵管が詰まっていた、卵胞が全然育っていなかった)などが原因だった場合は解決の大きな一歩に繋がるのですが、明確な原因が見つからずタイミングを何ヶ月もみているのに妊娠しない場合はある程度の期間で見切りをつけて専門のクリニックに行くのがいいと思います。
私もそうでしたが、クリニックに行こう!という段階で多くの方がすでに自分で一生懸命タイミングをとっていて半年以上が経過している方が多いのです。
それでも妊娠せず、クリニックでタイミングをしっかり合わせて数ヶ月しても妊娠できなければそれだけで1年近くが経ってしまうということです。
一般的に不妊治療の世界では35歳を過ぎると急速に妊娠の確率が下がってくると言われている中、30歳を過ぎていたら本当に貴重な一年ですよね。
また不妊治療専門のクリニックでは、ホルモン値を確認する為にしょっちゅう採血をするようなところがよくあるのですが、普通のクリニックでは貧血の数値くらいしか見てくれないところもあります。
今振り返るとやはり不妊治療に採血は欠かせないな!と思います。
勿論タイミング療法で絶対に自然妊娠にこだわりたい!という場合はその限りではありませんし個人的な見解ですが参考までに。
そんなこんなであっさりと街のクリニックでの治療は終わったのです。
ジェントル先生さようなら(-ω-)/
ちなみに冒頭で書いた内診に関する基本的な不安要素についての私なりのアンサーは下記のとおりです!
内診ってどうすればいいんだろう
内診しますよーと言われたら臆せず内診室に入りましょう。
たいてい脱衣場が手前にあって、その奥に内診台があるはずですので靴を脱いで下半身に着けている衣類を下着まで外しましょう。
脱衣場にはカーテンがついている場合が多いので、開いている場合はカーテンを閉じて着替えます。
バスタオルが置いてある場合は内診台に移動する際に下半身を隠すのに使って大丈夫です!
脱いだら内診台に座って待っていると大抵医師か看護師さんが内診台を操作して下半身が見やすい角度まで動かしてくれます。
たまに最初から内診台が上がっているクリニックがありますがその時はそれに合わせて足を上げて座ります。
私が行ったクリニックのように全自動のところもありますよ。
上半身と下半身の間にはカーテンが設置されていて医師と顔が合わないようにしてあることが多いですが、フランクな医師だとこのカーテンをコンチワーってな感じでめくって話しかけてくる場合がありますので、その場合は割り切って対応しましょう。
そもそも総合病院などではこのカーテンがなかったり、開けっ放しのスタイルをとっているところもあります。
そんな時はもはやあけっぴろげな爽やかな気持ちで挑みたいですね!
内診が始まると先生が膣に内診用の器具を入れますので力を抜きましょう。
終わった後は親切なところでは看護師さんがお股を優しく拭いてくれます。
最後は颯爽と脱衣場に戻り着替えましょう☆
何を着ていけばいいんだろう
私の中の統計で、多いのはスカートで来ている人と長めのトップスで来ている人です。
スカートの場合は下着だけ脱いでそのままでOK、長めのトップスの場合は下のパンツを脱いでもお尻のあたりまで少しかくれるので安心感があります。
短いトップスにパンツスタイルの方も案外沢山いますが、その場合は内診台を乗り降りする一瞬ですが下半身があらわになったまま移動しなければなりません。
病院によってはけっこう脱衣場にバスタオルが置いてある場合があるのでそれを軽く腰に巻いて内診台に座ってもOKです。
バスタオルがあれば内診台で医師が来るのを待っている間もお股がスースーして心もとない思いをしなくてすむのでありがたいですね。
不妊治療を始めたばかりの場合驚くのは生理中に内診を受けなければならないことです。不妊治療というのは本当に内診を数多くこなして卵胞の育ち具合を見たり、遺残卵胞(前回作られた古い卵胞が残ってしまっていないか)を見たりしなければなりません(+o+)
ですのでスカートをはいている場合などはしっかりとまくりあげて内診台に乗らないとうっかり血がついてしまいかねないので注意です。
内診の時靴下を脱ぐかどうかは悩ましいところですが、私はパンツスタイルにくるぶしソックスを穿くことが多いので、パンツを脱ぐときに靴下も一緒に脱げてしまいますのでそのまま裸足でいることが多かったです。
アンダーヘアのお手入れは?
私は始め何もお手入れしていませんでした。
もともと毛深いのでボーボーです。はい。
でもあるとき知人が下着からはみ出る部分位は剃ったり、少しカットしたりしているということを聞いてから、私も同じように少し処理をするようになりました。
ただ最近は脱毛して綺麗にしてい待っている方も多いし、よっぽど毛深くなければ特別に処理する必要はないと思います。
私はよっぽど毛深い部類に入るかと思うので処理しました。
不妊治療をしていると内診の数が多いので、後々毎回手入れをするのが面倒になりますしね。
これについても医師は気にしていないと思われます。
シャワーは浴びていく?
私は家から直接クリニックに行く日はシャワーをしていきました。
また外出先から行かなければならない日はシャワーできないので、生理で気になる時は赤ちゃん用のおしりふきでトイレでさっと拭く時もありました。
さすがにトイレットペーパーのカスなどがうっかりついていたら申し訳ないなーということでちょっとは気を使っていましたよ。
恥ずかしい!
まず、リラックスして相手は内診など百戦錬磨の医師であって何も恥じることはないと自分に言い聞かせましょう。
産婦人科医にとって内診など歯磨きよりも日常的なことです。
恥ずかしがってあまり足を開かなかったり、力が入っていると内診しずらくて看護師さんに「もうちょっと力抜いて開けますかー」と言われたりする場合がありますよ。
おしまい☆